副題は「成功体験超重要」で。
子どもが感じる悔しさ、「次につながれば大きな可能性があるんだろうなぁ」と思いつつ、如何せん「腫れ物に触る」感もあってその場しのぎすら難しかったりします。我が家でもいろいろと試行錯誤中です。
昨年末のアドベントカレンダー企画でこんな記事を書いた時にも触れましたが、うちの息子はどんくさいです。とても。
保育園の体育系活動では出遅れることも多く、ときには「突っ伏して泣いて悔しがる」こともあるようです。「早生まれだし…」とそれほど真剣に受け止めてなかったのですが、先日自宅で遊んでいた際その現場に出くわしました。
その現場というのがこれ↓。そう、ブリッジです。
息子としては、なんとか頭を床から浮かせて体育の先生から「合格っ!」をもらいたいらしいのですが、どうにもこうにもうまくいきません。自宅で練習するもうまくいかず、上述のような「突っ伏して泣いて悔しがる」状態になってしまいました。「もう出来ないんだもん!!!」->大泣きの無限ループ。
ところが、「泣き疲れるまではどうしようもないかも」という気持ちになりつつ、息子にかけた一言
「小さい頃はおはし上手に使えなかったけど、練習したから今は上手に使えるじゃん。ブリッジだって、練習すればきっとできるよ!」
で事態は急展開。はっと何かに気づいた様子で泣き止んだ息子。「そうだね、練習すればできるね」と繰り返しつぶやき、落ち着きを取り戻しました。本人曰く「これから毎日練習するねっ!」とのこと1。
出来ないといって悔しがる子どもに対し「そのうちできるよ」と声をかけたりしがちだったのですが、今できていないことを「いずれできるようになる」とはぐらかしてもあまり効果はないのかもしれません。せっかくの悔しい気持ちが活かせないのも残念。
子どもそれぞれツボは違うのでしょうが、うちの場合は「過去の成功体験を引き合いに出す」ことで、いい流れにもっていくことができました。練習の成果がでるよう、これから見守っていきます。
大人にとってもそうですが、子どもにとっても成功体験超重要。当たり前ながら、見落としていた貴重な気付きをもらいました。