Vagrant でプロビジョニングを実行せずに VM を立ち上げる方法

2013/09/13 追記

2013/09/05 にリリースされた 1.3.0 から、

vagrant up will now only run provisioning by default the first time it is run.

ということで、以下の workaround 的な方法は必要なくなったみたい。やったね!!

詳しい日本語解説記事↓。

Vagrant 1.3.0 からは2回目以降の起動時にプロビジョニングが自動で走らないので注意 - 頭ん中


1
$ Vagrant up --no-provision

と、--no-provision を付けて VM をたちあげてやればいい。

背景

Pro Git 日本語版電子書籍公開サイトで配布しているデータを生成するための環境作りとそのメンテナンスをなるべく手抜きするために色々と試行錯誤している。

EC2 やら試してみたけど、今のところ Vagrant でローカル環境上に Ubuntu を Pro Git 仕様にプロビジョニングする、というのが一番しっくり来てるところ1

で、Vagrant といえば Vagrant up なのだけど、Vagrantfile にプロビジョニング設定を書いた状態で Vagrant up すると必ずプロビジョニングが実行されてしまう。

初めて VM を立ち上げる時はそれでも構わないのだけど、プロビジョニング済み VM を一度シャットダウンの、その後立ち上げるときにまたプロビジョニングが行われてしょんぼりしていた。

どちらかと言うと --provision オプションをつけて VM を立ち上げたときだけプロビジョニングを実行する、みたいにして欲しいのだけど..2


  1. どうやってるかは別途まとめる予定

  2. そのようにプロビジョニングを作りこめばいいじゃん、というツッコミはスルーします