きっとその子の人生が豊かになるから、子どもをどんどん旅行につれていけばいいと思った

親業1年目だった2009年、子育て絡みのことなら何でも気になってた時期に「乳幼児を旅行に連れて行っても百害あって一利なし」みたいな文章をネットでみかけました。子どもは長時間移動で疲れるし、小さいため現地でできる事は限られるし、何より大きくなったら忘れちゃうよ、という論調。当時の自分は「それも一理あるな」と肯定的で、どちらかと言うと奥さんの「旅行したい!!」欲を満たすためにしぶしぶ付き合ってたところもあったと思います。

が、3歳半になったうちの息子が、最近よく1~2年前の話をするのです。1歳半くらいまでの間よく通ってた児童館のお遊戯でじっと聞き耳をたてていた歌を口ずさんだり、1年ほど前に泊りで行った鴨川シーワールドで見た動物の話をしたり。3歳児が思い出話!?と思われるかもしれませんが、実際とても楽しそうに思い出話をする息子を見ていると、上述した乳幼児を伴う旅行に否定的な自分に疑問を覚えてきています。

5歳、10歳、15歳、20歳と成長してしまえば、きっと乳幼児の頃に行った旅行のことなんて綺麗サッパリ忘れてしまってるはずです。けれど、その旅行が彼に与えたものが、成長過程の土台となって人格を形成していくこともあるんだろうな、と思ったりしました。

ということで、事情が許す限り今後は積極的に家族であちこち出かけようと思います。

補足

タイトルが釣り気味なので補足しておくと、もちろんながら「子どもが旅行の負担・負荷を処理できる体力がないうちは行かない」が大前提です。特に病弱な子どもにとって長距離移動やいつもと違う生活環境は強い苦痛を伴うだろうし、旅行先は逃げていかないのだから。

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