Kindleのしおり同期機能Whispersync、複数のデバイス間でしおりを同期してくれるだけでも相当便利なのですが、アメリカでは一歩進んでオーディオブックまで同期しちゃうみたいです。
冒頭のスクリーンショットが実例なのですが、本のページ数とオーディオブックの再生時間をシステム的にマッピングしてるようで、スムーズに本の読んだ位置とオーディオブックの聴いた位置を同期してくれます。
ここ数日この機能を使っていますが、電車の中での読書がとても捗りますね。画面を見なくていいので目も疲れないというおまけつき。
セットで買う必要あり、でも嘘みたいに安い
試しに買ってみたのはThe Quest: Energy, Security, and the Remaking of the Modern World。ビル・ゲイツ氏が2012年に読んだ本の第3位に挙げた、エネルギー関連の本です。翻訳版も出てますね。
Amazon.comではハードカバーが23ドル、ペーパーバックが11.8ドル、Kindle版が10ドルですが、Kindle版を買うと上図のように
「このKindle本をプロが音読してくれるけど、追加で買ってみない?今なら89%オフの3.95ドルでいいよ」
と対応書籍の場合はもれなくオススメしてくれます。わずか数ドルで800ページを越える本のオーディオブックが手に入るわけですから、これはもう買うしかない!!
気になるけど洋書だし..という方、Kindle本とオーディオブック、セットで無料のものもいくつも用意されています。ガリバー旅行記とかが無料で読み聴きできるようです。ぜひお試しあれ。
このサービスは今のところアメリカAmazon限定で提供されてるので、日本でKindleを買った場合は別にアメリカAmazonのアカウントを作ってライブラリを統合する必要があり、ちょっと敷居高めです。しかも書籍の電子化、音声化ともにまだまだこれから。
BOOKSCANが始めた「音声化チューニング」がすごい - ただのにっき(2012-11-22)
BOOKSCANが音声化チューニングの進化版としてWhispersync for voice相当を本家に先んじて日本で出してしまわないかな..と妄想したりしなかったり。
併せて読みたい
シゴタノ! 洋書はKindleで読みAudibleで続きを聞く
→Audibleの設定方法や注意事項が詳細に解説されてるので、興味ある方は一読をオススメします。
日本経済新聞出版社
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