ただし他にもやっておいたほうが良かったことと思っていることが1つあるので紹介。
それはコミュニケーション の中で発生する短いやりとり(同意 、意見 を聞く、質問 )などに使われる表現 の勉強 。
例)Sure. Go ahead. Looks good to me. I don ‘t think so. I guess … I would say that … Let me confirm … などなど。
これらがとっさに出てくるようになるとうれしい(まだ出てこない)。ので以下2冊で勉強 中。まだ道のりは長い。経験者の方はいい勉強 方法 ・本があったら教えて下さい。
実際に英語を仕事で使うようになって、英語の勉強について分かったこと1つ - Higepon’s blog - Mona OS and Mosh
「これがオススメ!」とコメントしようとしたら長くなりそうだったので、ブログに纏めてお返事に代えさせていただこうかと。
習うより慣れろ、という身も蓋もない結論
上記引用のような言い回しに慣れるには「会話の現場に身を置く」のが最良1!というのが身も蓋もない結論。とはいえ、それだと当てられる時間も限られるし、何より本番に向けた練習ができません。ということで今すぐ始められそうな学習法を2つ紹介。
学習法その1:ネイティブが主催するディスカッション形式のポッドキャストを大量に聞く
擬似「会話の現場に身を置く」で、会話のやりとりをたくさん聞くには会話形式のポッドキャストが手軽です。IT/Web/ガジェット系だと、オススメは以下の3つ。
一つ目はiOS開発者、残り2つはITジャーナリストによる、会話形式のポッドキャストです。好きな分野なので前提知識があって耳馴染みがよいですし、会話形式なので冒頭引用にあるような「短いやり取り」がしょっちゅう出てきます。
また、一つ目のBuild and Analyzeは音声も明瞭で聞き取りやすいので、アメリカ英会話に慣れたい人には特にオススメです。
学習法その2:チャットを活用し、音ではなく文字として表現を認識する
コミュニケーションで使われる表現が非ネイティブに難しいのって、「やりとりされる音声を文字として認識できない」からだと思うのですよね。なので、チャット(IM/Twitter/Skype)のようなものを使って音声を文字・単語・表現として認識する機会を作ると良いと思います2。
新しい表現を耳にしても、自分で意味を調べられますし、文字として記憶に残せますよね。そうしてしまえば使いこなせるまでわりと近いのでは。
ちなみに、アメリカ留学時、以下の様な表現で失敗した経験があります。
「カインダ」「ソータ」→”kinda”“sorta”
kind ofが訛ってkinda。「~~のような」の意でよく使います。want toがwannaになるような訛りですね。分かってしまえばなんのことはないわけですが、当初は意味が分からずきょと~ん、でした。
「ハウズゴーイング?」→”How is it going?”
How are you?的な表現として使ったり、「あれどうなった?」の確認で使われたりする表現だ、ということは周囲の使い方で理解できたのですが、文中のitが全く聞き取れず、「ハウズゴーイング?」とこちらが問いかけるたびに怪訝な顔をされた苦い過去..当時小学4年生のホストブラザーに指摘されてようやく間違いに気付けました。子どもの遠慮ない指摘マジ重要です(笑)。
「ザッツビーエス」→”That’s B.S.”
それはひどい”That’s bullshit”のbullshitを略してB.S.。As soon as possibleを略してA.S.A.Pは教科書に出てきそうですが、日常会話だとむしろB.S.のほうがよく出てきたりして。ポッドキャストなどでは、「放送禁止用語」を避けるためによく使われるようです。
学習法その1は今も続けている「英会話力トレーニング」、その2は10数年前の留学時の失敗、今ならどうやって解決できるかな、と考えついたものです。英会話力向上にお困りの方の助けになればこれ幸いです。