有料メルマガは電子書籍までの繋ぎ、先がなくても問題ない
8個ほど購読しましたが、今も続いてるのは以下の3つだけになってしまいました。
「投げ銭のつもりで一ヶ月だけ」のものもありましたが、結論から言うとやはり「値段に見合う内容がないよう」なんです。
定期的にお金がかかるものなので、単純にあまり購読しすぎるとバカにならない額になってくるからです。
月数百円でも、1年だと数千円にもなり、そこまで一人の人の文章を大量に読みたいと思ってないからです。それよりもそのときのニーズに合わせていろいろな人の本を読みたいです。
文庫本・新書・雑誌の多くが同じくらいの金額で買えてしまう以上、内容に相当のプレミアムがないと購読は継続できないです。その点、上の2と3は金融ネタという定点観測系なので、支払う金額にも納得感があります。金融機関のプロ向けに発行されてる有料のレポートなんてものあるようですし。
今後は金融のような定点観測系か、「会報を楽しみにしているファンクラブ会員」向けの会報誌的メルマガのいずれかに収束していくように思います。有料メルマガ界の雄、津田メルマガは情報誌とガッツリ衝突する現状でどこまであの取材・編集体制を維持できるか疑問です。ネット有名人でかつ実業が熱い分野なやまもといちろうメルマガが50万円/月程度の収入を生んでいそうなので、執筆に割く時間が確保されれば特異例として生き残れそうな感じもします。
オオカミ少年と言われ続けた日本AmazonのKindleビジネスも今年中には始まりそうなので、楽天のKoboと手を取り合ってまずはメルマガ業界を蹴散らし、そののちに電子書籍ビジネスでガチンコ勝負していただきたいものです。
See Also:
有料メルマガがジャーナリスト()の墓標となってしまうのはなぜか - Togetter 町山智浩さんによる有料メルマガの考察 - Togetter (2012/5/23 13:37 追記)